URL生成ツールの活用方法
Googleアナリティクスを利用していて便利なのが、参照元の分析です。参照元のレポートを見れば、全てのトラフィックの内訳が分かります。そのサイトに”どこから”人が訪れ、どのようなページを見て、どのような行動(商品購入や申込・リンクのクリック等)をしたのかが分かれば、サイトの改善や広告効果測定に役立ちます。
Googleアドワーズでは、広告管理画面にて自動タグ設定と言うものを設定すれば参照元を広告経由として認識してくれます。一方、Yahoo!プロモーション広告では専用のパラメータを付与しなければ、スポンサードサーチ経由のものがオーガニック検索扱いになったり、YDN経由のものがノーリファラー扱いになったり、ダイレクト流入として認識されたりして、正確な情報として蓄積する事ができません。
専用パラメータの設定方法
●URL生成ツールを活用します。
①URL生成ツール設定画面(Yahoo!プロモーション広告の設定の場合)
②4項目入力が終わったら、送信ボタンをクリックして完了です。
生成されたパラメータを、広告のリンク先としてYahooプロモーション広告のアカウント(スポンサードサーチ・YDN)に入稿すれば、GoogleアナリティクスでYahooプロモーション経由の訪問として認識されるようになります。さらに、セカンダリディメンションにて、キャンペーンを選択すると、スポンサードサーチ(SS)・YDN・自然検索経由などで分割することができ、それぞれのセッション数や直帰率、コンバージョン率などを把握できます。
③Yahoo!ディスプレイアドネットワークにて、②で生成されたパラメータを設定した例
④Googleアナリティクスのセカンダリディメンションにてキャンペーンを選択した状態
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNS系や、メールマガジンなども同様のルールでリンク先URLに任意のパラメータを付与する事で、細かい分析が可能になります。SNSへの投稿日や、メールマガジンの送信日をURL生成ツールのキャンペーン名に設定すると、いつの投稿やメールが効果的であったのかを検証する事も可能です。
最近のコメント