リスティング広告のアカウント構造を理解する

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リスティング広告のアカウント構造について概要をまとめたいと思います。

リスティング広告のアカウント構造

Yahoo!・Google共に、リスティング広告は、「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード・広告文」の3階層になっています。それらをまとめまして、「アカウント」と呼びます。アカウントは、リスティング広告において最上の単位となります。
※キャンペーンとは、軍事用語で作戦という意味があります。

アカウント・キャンペーン・広告グループ・キーワードという概念を、プロ野球チームを例に考えてみたいと思います。

【アカウント構造のイメージ】
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アカウント=チーム名(例:読売ジャイアンツ)
キャンペーン=各分類(例:投手・捕手・内野手・外野手)
広告グループ=各ポジション(例:遊撃手)
キーワード:各選手(例:坂本勇人)
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※実態として存在しているのは、キーワード(坂本選手)であり、それより上の階層は所属するグループや団体というイメージです。

各キーワードは、インプレッション(広告表示回数)の多いものが、基本的にクリック単価が高くなります。
※それだけ市場に求められており、入札する企業が多いのが主な理由です。

各球団が、毎年ドラフト会議でスカウトする選手やチーム編成を考えるように、リスティング広告においてもどのキーワードを登録し、配置・分類するか事前に戦略をきちんと立てることが大変重要です。
当然人気のあるキーワードは、年俸(クリックコスト)が高いので、予算の潤沢な企業ほど、巨大戦力(たくさんの人気キーワード)を整えることができ、
中小企業ほど限られた予算内で、どのキーワードで運用するかが試されます。

今回無理やり野球で例えてみましたが、逆に分かりにくかったでしょうか。。(小声)
ひとまず、リスティング広告は3階層の構造から成立していることをご理解頂ければOKとなります。