Yahoo!プレミアムサーチディスプレイについて

Yahoo!検索プレミアムサーチディスプレイとは

Yahoo!JAPANの検索結果画面に広告バナーを掲載できるメニューです。純広でありながら、検索連動型広告という大変ユニークな広告商品となります。

Yahoo!スポンサードサーチは、検索結果画面に2行ないし3行のテキスト広告を掲載できますが、サーチディスプレイ広告はスポンサードサーチの枠のさらに上部にバナーが表示されます。

スポンサードサーチと違う点は、登録できるキーワード数が5～10個と少ないことです。※スポンサードサーチは最大5万キーワードまで登録可能。

また、基本的に会社名や屋号、商品名などの指名系キーワードしか登録はできません。
※【◯◯銀行　カードローン】のように企業名＋サービス名などは登録可能です。キーワード選定の上、媒体に審査依頼をかける流れとなります。

Yahoo!検索プレミアムサーチディスプレイ掲載例

【PC版】プレミアムサーチディスプレイ

【スマホ版】スマートフォン プレミアムサーチディスプレイ

①出稿価格

• 50万円（1～5KW）
• 100万円（6～10KW）

※最低出稿価格50万円となります。

②広告表示回数（配信量）

サーチディスプレイの広告表示回数は、少し分かりにくいので注意が必要です。

例えば、Yahoo!ブランドパネルの全国版などは、1回の表示で1円という料金体系です。850万円のブランドパネル広告を契約すれば、850万回の広告表示は保証されます。（IMP保証制度）

ブランドパネル広告は一週間単位の契約になるので、1ヶ月出稿しようとすれば850万円×4週間で3,400万円が必要となります。

これと比較して、Yahoo!プレミアムサーチディスプレイが最もユニークなのは、どれだけ広告表示がされても（されなくても）費用は一律で50万円 or 100万円で固定という点です。

サーチディスプレイの広告表示回数＝指定したキーワードの検索回数となります。なので、指名検索キーワードの検索回数が多ければ多いほど、IMP単価に換算するとお得になります。

既にブランディングがされていて、会社名やサービス名が認知されている企業の方が圧倒的に有利です。

逆に、検索回数が少ない企業にとってはサーチディスプレイはIMP単価が割高となるので、費用対効果は良くないかも知れません。

例）
指名検索キーワードの月間検索回数が1,000回の場合
→50万円÷1,000回（広告表示回数）=IMP単価500円

指名検索キーワードの月間検索回数が10万回の場合
→50万円÷10万回（広告表示回数）=IMP単価5円

事前に、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどで、自社名の検索回数が何回くらいあるか調べておくと良いでしょう。
※バナークリエイティブ次第で、クリック率が変わるので、IMP単価が高くてもCTRが高いことによって、クリック単価に換算すると勝負できる場合もあります。事前にシミュレーションをすることをお薦め致します。

③対象デバイス

• PC
• スマホ

※タブレット端末への出稿はできません。スマホのみに配信なども可能ですが、最低出稿価格は変わりませんので、PC・スマホどちらも出稿された方がお得です。

④審査について

• 登録希望キーワード
• ランディングページのURL
• サーチディスプレイ用の広告バナー

上記3点を事前審査にかけ、承認されれば申込み依頼をメールで送る形になります。審査は最短1営業日～3営業日程度。

⑤入稿形式・仕様（2018年4月1日現在）

※仕様が変わり次第随時更新します。

⑥最低出稿期間
1日間～1ヶ月間を自由設定（平日掲載開始）
※1日でも30日でも最低出稿価格は50万円で変わりないので、特別な理由がない限り1ヶ月間フルで出稿することをお薦め致します。

⑦平均CTRは１%～5％程度
TVCMやブランドパネルなどで認知UPした時点で同時期に出稿されると、さらなるクリック率の増加が期待できます。

⑧レポーティング
広告表示回数・クリック数・クリック率のレポートを、メディアレップからPDFで受領することができます。
※地域・年齢性別・時間帯などの詳細レポートは要相談とのこと。

⑨出稿方法
インターネット広告代理店や、CCIやDACなどのメディアレップ経由での出稿となります。
※メディアレップとは、広告主と媒体社の間で、在庫の管理や出稿の手続きを手配してくれる業者のことです。マンションオーナーと入居者を仲介する不動産屋のような立ち位置になります。

詳細はインターネット広告代理店等にご相談されることをお薦め致します。